2009年6月15日月曜日

BRM600参戦(前編)

昨日いや土曜日です。時間の感覚が変わるBRM600に参戦(まさに戦いでした!)をご報告します。
長くなるので、いや、長くしたいのでまずは前編です。

話は遡り5月中旬に若干酔ってはいた
ものの、高照度ライトの夜間テストとデュラエースのホイールを入れたT中君とブルベ600チャレンジで合意したのですが、2名では不安なのでPKメンバーでブルベ600に若干興味あるコメントを聞
いていた人などにメールしました。
検討・参加したいのメールを更に3名もらいましたが、仕事の都合などで最終的に私・T中君・T崎さん・姫熊さんの4名となりました。
T崎さんは言うに及ばず、姫熊さんはMTBロングライドのエキスパートなので非常に心強いですが、最初に参加すること決めた二人は200km以上が初めてで、夜間走行経験無しのかなり不安が残るメンバーです。
更に4名とも仕事などで殆ど、いやまるっきり練習できませんでした。
私などは、仕事とはいえ前日まで飲んでる場合で無いのに飲まざる得ない状況が5日間。
内臓バランスは最悪な状況でした。聞くとT崎さんも姫熊さんも数週間ぶりの自転車だったり、ぎっくり腰明けだったりで万全ではない状況です。
しかし、6月13日はやって来ました。
6時には集合のため、茅ヶ崎のT中君は前日移動で車中泊で来ています。
7時出発に向けすばやく準備して、ドロップバック(600kmは途中で荷物の受け渡しポイントがあります。)預けて7時にはスタート開始です。
コル号さんが朝早くから差し入れいただき応援もらいました。
スタートまで一緒にいてもらったありがとうごじました。
私たちは、コル号さんに見送られながら、7時15分出発。天気も良く快調に走り出しました。
終始先頭はT崎さん、2番目に姫熊さん(T崎さんのお話相手含め)、3番目私、4番目T中君で私とT中君が千切れてもいいような組み合わせです。(実力順です。)
私たちの後ろにも何人かついて、T崎さん先頭の30名くらいの集団になっていました。
袖ヶ浦海浜公園から市街地、林道へ至り高滝湖へ抜けるころにはばらけて平地で29km程度で走行しました。
T崎さんの絶妙なスピードコントロールで走ります。

PC1までは、見慣れた場所も多く、多少のアップダウンはあるものの特に問題なくすんなりPC1(原田のコンビニ)へ到着です。
ここは姫熊さんのプランで最短出発(5分くらい)です。
降りて買って詰めて出発。皆手際よくスタート。

そしてうぐいすラインへ入り、いつもの峠の駅を通過して坂の途中でPKメンバーの声援が聞こえ(その前にT崎さんの叫びが聞こえ)てきました。

まだ序盤ですが、応援受けるとうれしいものです。その先では、ピナ号さん、更に潤井戸でT崎さんのお母さんまで応援してもらいました。
地元の応援を受けて完走しなければと感じながら足を止めずに走ります。
PC1からPC2もノンストップで走ります。
序盤は、1度メカ調整(約3分)のみで快調です。
天気が良く気温も徐々にUPして徐々に体力を奪います。
予想以上の水分の消費が効いてきます。
PC2では、お昼近くなのでおにぎりなどの食事を取りました。
ここまでで100kmですが、約4時間半くらいのペースで、かなり快調です。
トラブルもパンク1回(私の前輪)で済みました。

PC2を過ぎて千葉県をいよいよ出るころに、ここまで先頭を走ってきたT崎さんに疲労感が出てきました。まだ本調子じゃないようで、多少先頭交代をします。でも何故か3km走らない内にT崎さんは前に出てきてしまいます。なんとなくレースする人だから前の方が走りやすいのかなと思いました。

利根川を渡りいよいよ茨城県へ入ります。
茨城県内の道も非常に快適です。

途中で牛久大仏の横を通るのですが、非常に大きく初めて見る3人は歓声を上げていました。
道も天気も良く100kmを越えて130kmを越えたあたりで前を走る二人から信じられない会話を聞きました。
「なんだかやっとアップ終わった感じになったよ。」「そうね、血がうまく回り始めたみたい。」
アップって、ここまででアップって!どんな構造してるんだろう。こっちはアップアップなのに。
やっぱり先頭走ってもらったほうが順調にいけるなこりゃ。と思いつつ、女性ながら頼りになるお二人です。ついて行きますゴールまで!

しかし、このあと重大な局面に。土浦の街中でT中君がメガネについた汗の影響でガードレールに衝突!

足を打ち、ブレーキレバーが破損しました。幸い骨折など救急車のお世話になることはありませんでしたが、PC3が近いのでそこまで移動して、走れるか体調チェック。

しかし、腰が痛く、持病のヘルニアに影響するかも。しかも、これから筑波山に挑むことを考えると無理はできない。
非常に残念でしたが、無念のリタイヤ。動けるのごみ袋輪行で五井のPKまで行って自転車のチェックをして大きな問題無く(クラックも無く)ブレーキレバーの交換のみでした。
そのまま袖ヶ浦海浜公園に止めた車に泊まって3人のゴールを待っていてくれました。

残る3名は、いよいよ筑波山からの3つの峠道に挑みます。
熊姫さん、T崎さんは結構余裕でしたが、私かなり必死でした。
まず筑波山は260mUP、次の道祖神峠は250mUP、3番目の仏ノ山峠は140mUPです。
筑波山は、木の茂った中に岩から染み出た水が滝上になる水の豊富な峠道です。5%程度の傾斜と思いますが、ゆっくり上る分には大きな問題無く上れました。姫熊さんは枝を触ったりかなり余裕でした。

大きな壁となったのは次の道祖神峠でした。筑波山の頂上で「次の峠はゆるやかだよ。」とのコメントで油断しました。
10%11%12%10%と壁がつづきます。数キロ上るので蛇行しながら、小技で何とか止まらずに上りきりました。
T崎さんも姫熊さんも結構効いたみたいです。
峠超えで満足感を味わいながら次の満足感ポイント、栃木県の茂木町に到着です。
そろそろ夕方になり周辺も暗くなってきました。
あと14kmで一番遠い位置にあるPC4に到着が見えてきました。
ここでT崎さんのテンションMAXで、姫熊さんとの会話も弾み夕闇を切り裂くように走ります。
私は、同じ姿勢での乗車(PC間はトラブルない限りはノンストップ)で肩と首がこって偏頭痛気味でした。
PC4に到着後、夕食代わりの補給です。
頭痛止めにT崎さんに処置してもらい、頭痛も徐々に解消。
さあここからは夜間走行の開始です。
(後編へ)

0 件のコメント: