BRM400千葉感想！？

１０月２４日（土）今日は千葉ブルべ最終開催の４００ｋｍのスタートの日です。
ＰＫより、５名参加となりました。まずは、ＳＲＮ（スーパーランドヌール）を掛けているＴ崎さん、白熊、
そして、ＯＶＥＲ３００ｋｍ初チャレンジの店長、ＡＫＩさん、じゃいあんさんの５名です。

さて、当日は曇り空の予報でしたがスタート時からすでに雨が降り出し、この先雨天確定な状況。
参加者は、弱い雨用に準備しましたが、全然弱くない！
普通に２ｍｍ以上の雨！
天気予報は大外れで、思いっきり雨。。。
雨の４００ｋｍはあまり想定していなかった。
これが、不運の始まりでした。

雨天の中、スタートして２５ｋｍ地点でのこと。
私おもっきり前輪のグリップが無く、皆がスムーズに曲がるコーナーで横転＋横滑りしました。
かなりの衝撃と左半身に激痛がありましたが、すぐに立ち上がり（たぶん本能的に）道路わきによけましたが、このときは転倒のダメージがアドレナリンで抑制されていたようです。

すぐにコース復帰するものの、他のメンバーとはペースが合わせられずに、じゃいあんさんと共にかなりのゆっくりペースで差が付きます。

先に行ってほしいとの申し出で、速く走れる３人は先に進みます。
ここからはじゃいあんさんと２人度です。

鹿野山を慎重に上り下りＣＰ１までたどり着きました。
この時までに雨風ともに弱まる気配はなく、気温も下がる一方。

ＣＰでは補給も重要なので、水分と固形物をとります。
この時までに私の体に変調あり、太もも後ろ側のしびれと左ひじから上までのハレと痛み。
寒さと雨の冷却、アドレナリンで何とか動かせています。
このまま残りの３６０ｋｍを完走しようと再出発。


この後は雨が強く、カメラもしばらく出せないまま、ノンストップ＆寡黙に走り続け、ＣＰ２の白浜に到着。
ここですでに１７時近い時間です。
気温はさらに低くなり、体力を著しく奪います。

若干の休憩でしたが、すでにライトが必要になり、ライト点灯してスタートです。
夜の海辺を親父二人が荒い息使いで我慢の表情で走り続ける。
何ともシュールで詩的で現代を表わす芸術性なのか！と妄想にふけつつ、現実逃避して走り続けます。
しかし、夜の海辺は交通量も少ないですが、夜のお店の引けも早くすぐに周りは暗くなりました。
そんな中で更に暗く険しい、鴨川有料から山間部へ進みます。
ＣＰ３で休憩して、同じブルべ参加者と千葉は思ったよりもきついことや寒さと風に心が折れそうだなど若干後ろ向きな会話してから何とか一緒に声ましょうと知らないモノ通しが団結します。
良き関係かな。
そして、吐いた息が白くなる夜道。
三石山を登りました。
視界はモヤで２ｍ先も見えない場所も何箇所かありながら、「右コーナ、左コーナ」など声を掛けて何とか上り下りを超えて行きました。
このあたりで、体に異変が出始めました。
まずは、左のひじが曲がりずらい。そして、腰が痛い、肩周辺が重く思うように動けない。
寒さと転倒時の影響が大きく出始めました。
体力の低下と共に表面化したのでしょう。
そんな状態で養老渓谷まで来ました。
このあたりで、過去の記憶がフィードバック。
４年前に初めてブルべ２００ｋｍ（寒い時期でした。）に参戦したとき、膝が痛く養老渓谷あたりで休憩しながら走った記憶でした。
今は、６００ｋｍも何とか完走し、ＳＲＮに大手の４００ｋｍチャレンジしている自分がいることに自転車乗って成長していることに気が付きました。
ほとんど修行僧の世界です。じゃいあんさんも寒さで限界寸前。
家が近づくにつれ心が折れそうです。
そして、朝錬コースの峠の駅でじゃいあんさんはＤＮＦを決意。
私は、あまりに痛いので一旦自宅へ治療を決めて、一旦コースアウト。
しかし、自宅でウェアを脱いで妻に見てもらうと数か所の内出血で紫、青緑とカラフル且つこぶ状の内出血が見つかりました。
その場で妻より再出発禁止命令が出ました。
自分でも決めたてから少々時間がたって落ち着いたあたりで、かなりの激痛などが出てきました。
やはり走ってる最中は、完走の気持ちが強くて、体が壊れそうなことを感じないようです。
妻の賢明な判断に感謝です。

さて、そのころ先行する３人は、寒さと風雨を超えて、２３時には折り返し地点を突破。
そのころには参加者の３分の１がＤＮＦ。


それども雨は止まず。降り続けます。
明るくなったのを見計らい始発で袖ケ浦に向かい、痛いのは我慢して歩いて海浜公園に向かいます。
そして、車で３人に合流します。
朝の８時前には、白浜のＣＰに到着の連絡ありました。
しかし、先頭はその時間にゴール。何とも人間離れした人です。
その方は、１０００ｋｍにも参加して完走しているのですが。
コメントで。今回の４００ｋｍは１０００ｋｍキツい。雨と風と寒さと折り返しへのモチベーション維持が大変とのことです。
かなりのサバイバルとなってしまったそうです。
私もきつい目と評判の宇都宮ブルベ３００ｋｍを雨天で完走しましたが、今回のほうがキツかったです。
そんなキツいブルべ４００ｋｍをＰＫメンバー３名は、雨天の中走り続けていました。
最後のＣＰ前で発見した時の写真です。
３人とも雨対策万全！
いやＡＫＩさんなんで普通のジャージのままなの？
確かに半ズボンじゃないけど。
寒くない？
感覚器壊れた？
など疑問多発ですが、まあ冬でも半ズボンだしな。と納得です。

３人とも快調？に入ります。
約２０ｋｍ/ｈを維持した走行で、だいたい参加者の真ん中あたりのグループでした。

最後のＣＰからすぐに鹿野山です。

通常は、２０分くらいの登坂が４０分近くかかります。

木更津で再度じゃいあんさんと合流して３人にと再合流。

ちょっとした坂でも苦しそうです。

確かにいろんな所が痛くなるんですよね。

普段痛くなることのないところが。

風雨の中残り２０ｋｍ地点で先に袖ケ浦海浜公園へ行きます。

そして、待つこと１時間ほど１時３０近くに３人はゴールしてきました。

大きな声でしゃべりながら。（何方かは秘密です。）

まったくつらさを感じない感じでしたが。

やはり、キツい。痛い。を連呼していました。

でも、Ｔ崎さんはＳＲＮの権利獲得です。

１１月中旬から１２月中旬に対象者が、オダックスジャパンに掲載されるので、そこで申請手続き依頼になるそうです。

姫熊さんもお忘れないように。

今回のＢＲＭ４００ｋｍは、かなりのハードルでした。

私は来年ＳＲＮに再チャレンジです。

早いうちに走るのが良いかも。

最後の会でＤＮＦだとショック大きいです。

１１月１日からオダックスの会員募集だそうです。

興味ある方は是非。

最後に今回の教訓、走り方とタイヤの相性は最高のバランスで挑みましょう。