2010年3月19日金曜日

BRM300km前篇

BRM300kmの後遺症も2日程度で治りましたが、時間に追われて間が空いてしまいました。
今回は、BRM300kmの前編をご報告します。
さて、完走はしたもののそこまでの行程は予想以上の強風にやられた感じです。
「ブルべで楽な道はない」と主催者も以前言っていましたね。
スタート前は余裕の表情ですが、この時点で結構な強風でした。
参加者は、じゃいあんさん、AKIさん、たけのうちさん、Mさん、写っていないですがピナ号、コル号です。(写真サイトにアップしてありますので。)
Vient事務局さんも写っていますが、まほみほさん同様の200km参加とのことでした。
7時5分にスタート開始です。スタート直後200kmの時と同様に海岸線を見たことある人が、Vientのスぺシャさんでした。遅れてきてもきっと追いつかれるだろうなと思いつつ、先に行きます。
PC1までは、多少の横風区間はあるもののほぼ追い風で順調すぎるほどのペースで走ります。
とにかく前半で稼がないとなんかするときは向かい風なので。と皆同じ意見で走ります。
他の参加者も同じような考えなのか、朝錬と同じペースです。平均28km/hを記録。
そして、難なくPC1に到着。知った道もあるのですが、40km程度の距離なので思わずPCのコンビニを通過するところでした。
まだまだ余裕あるのでコンビニはいるのも足取り軽く、トイレ渋滞を澄まして出発です。この時に以前もお会いしたことある熟年女性ブルべ会員が。この方全体的に淡々と走るので最高速なくとも確実に走ります。ブルべの走り方のお手本のようです。
そんな、お手本とは間逆の走れるときに一気にスピードアップ!
完全追い風区間を40kmOVERで走ります。
しかし、さつまいもで有名な(鹿児島より生産量あるそうです。)栄地域近郊通過時には、畑の砂嵐で景色が赤く見えます。そして、砂が痛い・鼻に入る・目が痛いといいこと無しずくめ。
砂にタイヤを取られないように走り切り、PC2に到着です。
先ほどの砂をふき取ると顔全体が砂まみれ。すっかり、美顔パックのようにまんべんなく塗られたようでした。
ここまでのハイペースで少しずつ足に疲労が出てきます。入念なストレッチをして出来る限り疲労回復を図ります。PK入手の補給食やアミノ酸でここから始まる風地獄への準備をします。
PC2は、水の町佐原なので普通なら鰻でも食べて観光!なのですが、今回はお預けして利根川土手に挑みます。それにしても、北総地帯平地長いね。
利根川の土手は前半思ったほど風もなく、意外と余裕かなと思いました。
景色もよくて最初は楽しいのですが、その景色が変化に乏しいので、あまり進んでる感じがしないのも利根川のサイクリングロードの特徴です。
土手下に足が生い茂るところが出てくるとその辺りには大型のげっ歯類「カピパラ」が生息しているそうです。何と体調1mはあるねずみです。
そんな登場も期待しているうちに風に変化が表れ始め、予想通りの横風。
それも斜めに走るほどの。横風の変化に乏しい、休めない平地の走りを20km以上何とかはしりましたが、体重の軽いコル号はかなりの恐怖感と疲労が襲いました。
とりあえず、もうすぐ終了が見えたところで一時休憩です。
「もおやだ!」とがっくり状態のコル号でした。
この先、完走大丈夫だろうか?と心配になるほどでした。多少遅れつつ行くとのことで、走れる人は先に進みます。この時点では、約100km少々なので3分の1です。
利根川土手を抜け、銚子の街中を止まりもせずに、PC3のほぼ折り返し150km地点まで走ります。すしなどもよかったのですが、あまりに汚いので迷惑ですよね。コンビニでとろろそばでもと思いつつ到着します。しかし、200kmも同じ場所がPCとなっているそうで、先に来ている人たちで殆どの弁当類が無くなっていました。大目に仕入れてくれたらうれしいのですが。
とろろそば食べたかったな。仕方なくカップラーメンとおにぎりで済ませます。
少し遅れていたと思ったじゃいあんさんたちは、ちゃっかり手前のコンビニで買い出しして登場。
サービスのイチゴを「食べ過ぎ!」と思うような勢いで、口に入れて行きました。
多少ゆっくり休憩しているとピナ号、コル号も到着です。

ここで200km参加のVient事務局さんともお会いしました。事務局さん出発後にスペシャさん到着。手前のPC2入れ替え到着で追いつかれていたので、ここでしっかりと合流です。
風も強いので、どうせならご一緒に。ということでここからはスペシャさんも一緒にスタートしました。
ピナ号コル号は、後追いでということでゴールでね。

再スタート後待っていたのは、爆風でした。後から知れべたところ一部のところでは、銚子の平均風速14m以上で、瞬間最大風速は30m/秒以上になっていたそうです。
なんとなくあのあたりかなと思いますが。
写真は、余裕があるわけでもないのに柵などで多少風が落ち着いているところで撮影しました。
この直後に聞き慣れない悲鳴にも似た空気を引き裂くような音が聞こえてきました。
横の壁がない、吹きさらしの橋の入り口での音です。
いざ吹きさらし!
横に3mくらいは、吹き飛んでいきます。ほぼ全員。
その後は、屏風ヶ浦沿いの道で吹きさらし部分は、特に風が強く、乗車することも難航します。
鳩が風にあおられてAKIさんの自転車に突撃する不運な事故もあったそうです。
私は、他の人より低重心なので何とか止まることなく走り切れました。

しかし、坂道沿いの猛烈な向かい風と海の砂による攻撃で、歩いて登るしか無く、何とか越えていくといった感じです。
この後、飯岡漁港まで下ると意外と風は落ち着いていました。
まあ、その前が酷過ぎたので、比較の問題かもしれないですが。
それでも、何とか九十九里浜沿いに走ります。
やはり、向かい風なので、徐々に足に来ていますが、我慢の走りで距離を稼ぎます。
途中でVient事務局さんを見かけ手を振りつつ、スペシャさんにもご連絡。
ここでスペシャさん少しご休憩となりました。
27km/h程度を目処に平地の向かい風を走るのですが、今回初参加のMさんは長野の方なのでこんな長い平地で向かい風は初めての経験とのことで、かなりつらそうでした、
本来なら、ネモさんも一緒のはずなのに。修行のような経験になったそうです。
このまま九十九里浜ノンストップもつらいので、途中の片貝あたりで休憩です。
途中で遅れていたたけのうちさんとも再合流。スペシャさんも合流しました。
皆さん屏風ヶ浦の体験を語りつつ、ここから先残り100kmの走り方を練ります。
そろそろ夕暮れ時で、ライトの準備も開始です。
ここからは、明日にでも。後編へ

1 件のコメント:

vient事務局 さんのコメント...

お疲れ様でした!また、ブログにも登場させていただきありがとうございます!とても楽しかった?300kmの様子がよくわかります・・・後編を楽しみにしてます。